RUSSETY LEATHER

ラセッテー®「RUSSETY」 
商標登録 第3305096号

人と自然と環境にやさしい革を目指して
1990年に技術開発を開始し、
人体や環境に影響を及ぼす危険のある
クロムを一切使用せず、
ミモザ・アカシアの植物タンニンなめし剤を
使用した皮革素材づくりのためのレシピ
「ラセッテーなめし製法」を確立しました。
従来の硬く堅牢な植物タンニンなめし革の
常識を覆す、しなやかで軽い風合いと、
消費後も安全に土に還せることが
ラセッテー・レザーの特徴です。

沿革

国内初となる日本エコレザー基準の
第一号認定(2009年)
2003年国際繊維環境基準である
エコテックス・スタンダード100認定
ノン・クロムレザー開発で
平成11年東京都産業技術大賞奨励賞受賞
経済産業省平成27年THE WONDER500
「ふるさと名物発掘・連携推進事業」認定
平成28年東京ブランドアクションパートナー
登録 RUSSETY&TOKYO 取得

ラセッテーなめし
=水と植物のチカラで
“やさしい革”をつくる技術

「RUSSETY(ラセッテー)」とは、russet(朽葉)をもとにした造語で、木々から落ちた葉が土に還りまた新しい命を育むという循環型社会を皮革の世界でも実現して行きたい、と思いを込めて名付けました。

従来のクロム(塩基性硫酸クロム)を使ってなめした革やその製品と比べ、ミモザの枝や幹を粉砕した植物タンニンを使用することで、その過程において自然や人体に有害となる物質が排出されるリスクを最小限にとどめることを実現し、日本エコレザー基準第一号の認証も受けています。

ラセッテーなめし製法でつくられる「やさしい革」は、赤ちゃんや敏感肌の人に向けた製品でも安心して使うことが出来ます。また再利用した後は土に還すこともできる地球環境に配慮した「未来のための革」なのです。

私たちは、ただ単に革素材を作るだけでなく、皮革製品自体も地球へ還元できるサスティナブルな社会を目指し、消費そして使い終えた後までも視野に入れた生産活動を実現しました。

ラセッテーなめし

ラセッテーの世界

ラセッテーなめし製法

ラセッテーなめし製法は、クロムなめしや従来の植物タンニンなめし製法により作られた皮革素材とは異なり、動物皮の魅力と価値基準を最大限に引き出すことが可能です。生きていた時の躍動感、しなやかさ、そして繊細かつ強靭な天然皮革の特性を生かす動物皮の本来価値を再現します。

さらに国内外の環境基準に準拠する高スペック素材を生み出すこの技術は、レザー・マーケットを活性化し皮革の価値基準を大きく塗り替えました。特にクロム含有量が0%であることは多くのブランドに様々なメリットと新たな創造をもたらします。

  • 赤ちゃんが素手で触れても安全です
  • ラセッテー・レザーは、生分解して再利用した後も土に還せます
  • 皮革製品から一切の六価クロムが検出されません
  • ラセッテー・レザーは、軽やかで優しい肌触りと温かみのある皮革素材です。皮革の臭いやアレルギーへの未対応など今までの皮革製品が抱える問題を解決します。
ラセッテー水分調整量
東京都立皮革技術センター調べ
ラセッテー焼却灰